朝活とは?メリットとデメリット【継続のコツ】朝が苦手な人必見

朝活とは、その名の通り『朝活動』の略で、朝の時間を有効に使って趣味や勉強、運動などを行うことです。
とくに、毎日を忙しく生きる社会人が取り入れると、普段なかなか時間をかけて行えない活動の時間を確保できます。
単に早起きをするだけでなく、「朝の時間に何をするか」がとても重要です。自分の趣味やスキルアップ、ヨガや散歩といった運動。さらには、朝活と名を打ったイベントが実施されていることもあります。
しかし、いざ朝活を取り入れてみようとすると、
「朝活とは実際にどのようなことをするの?」
「朝活に挑戦したいけど、朝が苦手で継続できる気がしない」
となかなか実践できない方も多いのではないでしょうか?
本記事では、朝活のメリットやデメリット、習慣化のコツをご紹介します。
目次
早起きが苦手でもできる!朝活を習慣化するコツ

早起きが苦手な方は特に、朝活をスタートすることはできても、継続できなかったり、習慣として残らなかったりすることも。
朝活を継続できるモチベーションを保つコツをお伝えします。
朝活をする目標を明確にする
朝活を継続する一番のコツは、「朝活を何のためにするのか」を明確にすること。
早起きが苦手な人が単に「早起きをする」だけでは、もちろん続くはずがないですよね。
そこに「早起きをする」ための意味づけや目標が必要になります。
「資格試験に合格したいから」
「3か月で○kg痩せたいから」
「趣味の時間を確保して、楽しく過ごしたいから」
などどんな理由でも構いません。
「自分はなぜ朝活を始めたいと思ったのか」を一度じっくりと考えてみましょう。
起床後のルーティンを作る
朝が苦手な方におすすめの方法が、起床後のルーティンを確立させること。
近年YouTubeで著名人の朝時間を動画にする「モーニングルーティン」が話題になっていますが、朝起きたあとに自分が嬉しく感じる小さな習慣を入れ込み、あらかじめやることを細かく決めておくのがおすすめです。
例えば、
- 朝起きたらまずは窓を開けて太陽の光をたくさん浴びる
- コーヒーを一杯淹れる
- 好きな音楽を流す
など。夜のうちに「今日はこの部分の勉強をしよう」など、細かい部分まで決めておくと行動を起こしやすくなります。
朝の楽しみを考えたり、やることを決めたりすることで、早起きすることの楽しみや意味づけができ、朝が苦手な方でも早起きがしやすくなる環境が整いますよ!
朝ヨガオンラインレッスンで習慣化
無料動画の朝ヨガは手軽なぶん、起きたくない・眠い朝はいつでもサボれます。朝活を習慣化させたいなら、程よい強制力があるオンラインヨガサービスもおすすめ。
予約制のオンラインレッスンなので、前日寝る前に予約しておけば朝起きたときに「せっかく予約したんだから」と自分の背中を押せるようになります。
生活リズムを変える
元々夜型の方がいきなり早起きをするだけでは、ただただ睡眠時間が削られ、逆に体調を崩してしまいます。
大切なのは生活リズムそのものを変えること。
まずは小さなステップから始めていきましょう。
例えば、毎晩深夜2時に就寝していた方が、いきなり22時に就寝するのは難しいです。
まずは24時までに就寝し、慣れたら22時に就寝するというように段階を踏んで行っていきましょう。
もちろん、起床時間もはじめは10時だったのが、8時、6時と徐々に早く起きれるようになればばっちりです。
長年の生活リズムをがらりと変えるのは難しく挫折しやすいので、少しずつ段階を踏みながら進めてみてください。
仕事がデキる女性の習慣を真似しよう
「早起きが苦手で朝活ができない」という方は、ロールモデルとなる憧れの女性を一人目標に頑張ってみても良いでしょう。
例えば、女優・ジェシカ・アルバは、5:15に起床。ココナッツ入りの濃いコーヒーを楽しみながらエクササイズをするのだとか。
よく食べ、よく運動することで、1日のエネルギーを養うことを心がけているようです。
さらに、前アメリカ大統領バラク・オバマの妻であるミシェル・オバマの場合。
4:30に起床し、ランニングや縄跳び、キックボクシングなどといった幅広いエクササイズを行うようです。「自分の幸せは自分自身をどう思うかに直結する」と語る彼女。まさに女性としてのロールモデルですね。
朝活は意味ない?3つのデメリットと対策

メリットが多くある朝活ですが、同時にデメリットがあるのも事実。デメリットと合わせて、デメリットをカバーする方法もお伝えします。
昼間の集中力が低くなる
朝活を始めたばかりの頃は、朝早く起きることで日中に眠気を感じることがあるかもしれません。
朝はパフォーマンスが向上していても、眠さによって昼間には集中力が低下してしまうことも。
対策としては、昼食後に15分ほどの仮眠をとることをおすすめします。
短時間脳を休めることで、夜の睡眠に支障をきたすまでもなく、午後からの集中力も持続させることができるのです。
お昼に集中力が途切れたらオフィスヨガ
仕事中に「なんだか眠くなってきたな」と思ったら、椅子に座ってできるオフィスヨガを試してみてください。肩や首のこりがほぐれ、巡りが良くなると頭もスッキリしますよ!
>> 椅子に座ってできるヨガポーズ3選【オフィスヨガ】で午後も元気に
早起きがストレスに
早起きをはじめ、新しいことを習慣化するためには、少なくとも3週間が必要とされています。
そもそも人間は変化に抵抗し「いつも通りの習慣をなんとかして維持しよう」という脳の働きを持っています。
元々早起きが苦手な人は、朝活はもちろんのこと、早起き自体をストレスに感じてしまうかもしれません。
「寝坊してしまった」と落ち込んだり、「早く寝なきゃ」と十分な睡眠がとれなかったり、早起き自体にストレスを感じすぎないようにしましょう。
「なんで起きれないんだろう」と自分を責めてストレスを感じるのではなく、「脳が今は新しく始めようとしている早起きの習慣を、拒否しようとしているんだ」とわかれば、少しは気が楽になりストレスを感じにくくさせるはずです。
家族と生活リズムがすれ違うことも
生活リズムについては、単身者は自分の習慣を変えさえすれば、定着させられます。
しかし、家族と同居している方に関しては、自分だけでなく、他の家族との時間も大切です。
朝活を始めたことで家族と顔を合わせない生活になってしまっては本末転倒です。
大切な人とのコミュニケーションが朝活を始めたことによって消滅してしまっては、朝活を続ける意味がなくなってしまいます。
対策としては、「他の家族も巻き込んで朝活習慣を作る」か、それが難しい場合は、「家族との時間を夜に時間を決めて取る」ということです。
朝活は主婦にもメリットいっぱい!
家事に育児に仕事に、大忙しの主婦にこそ朝活はおすすめ!家族との時間を夜や週末に作れば、朝活の時間は自分だけの贅沢な時間になります。
>> 【メリットしかない】主婦こそ朝活するべき4つの理由と最適スケジュール
朝活3つのメリット

朝活が注目されているのは、多くの人が「朝活の良さ」を実感しているから。朝活をすると思いのほか多くのメリットが隠されているのです。「すぐに始めたい」と思えるようなメリットがたくさんありますので、順番にお伝えします。
健康によく、自己肯定感が高まる
夜更かしをしていて褒められることはないですが、早起きをしていると「すごいね」「健康的だね」といわれることがあります。
朝活を始めて生活リズムが安定することにより、自身に対する自己肯定感も高まります。
とくに、朝に弱い人は早起きをするだけでも達成感や充実感を味わえるようになるでしょう。
朝活はダイエットにも良い?
朝活で運動をすると、全身の巡りが促されて代謝がアップ。1日に消費するカロリーも増えやすくなります。
>> 朝活ダイエットの効果と家でできる運動4選【痩せるやり方とは?】
集中力が高まる
朝の時間は起きてすぐのため、脳がまっさらな状態です。逆に、夜の時間は1日の情報や疲れが脳に蓄積されてしまい、疲労した状態。
朝の時間帯の脳の方が、集中できる環境が整っているのです。
覚醒した冴えた頭で活動できるため、夜の疲れた頭で活動するよりもパフォーマンスが向上。
集中力が高まることで、時間も有効利用できます。特に、勉強や読書などは朝にする方が集中力がアップします。
朝の集中力を利用して筋トレも
朝のエネルギー補給をしたら筋トレをするのもおすすめ。
器具なし簡単にできる自重トレーニングなら、朝でも体に負担をかけず比較的取り組みやすいですよ。
ただし、朝活筋トレには注意点もあるので正しい方法で取り入れましょう。
>>朝活×筋トレは逆効果?デメリットと効果を出す正しいメニュー【女性必見!】
気持ちが前向きになれる
朝活は生活リズムを整えることにも効果的です。
朝は、幸せを感じるホルモンと言われるセロトニンが多く分泌される時間帯。
とくに、セロトニンを活性化させるためには「朝日を浴びる」ことが大切だといわれています。
セロトニンが活性化すると、気持ちが前向きになり、集中力がアップすることに繋がるのです。
夜の睡眠の質を決めるメラトニンは、日中のセロトニンの分泌によって作られます。夜の睡眠の質を良くし、朝を気持ちよく迎えるという前向きなサイクルがずっと続くようになるのです。
ストレスが多い人の朝活はヨガ
ストレスをたくさん抱えている人は、自律神経の乱れで睡眠の質が落ちているかも。ストレスを解消してぐっすり眠り、朝スッキリ起きるために、朝ヨガ習慣を取り入れるのもおすすめです。
>>朝ヨガ5分の4大効果!初心者も起きてすぐできるポーズ&動画|ダイエットにも
朝は集中して自分と向き合える時間
「早起きが苦手でなかなか朝活が続かない」「毎日が忙しく自分の時間を確保できない」という方も、少し早起きして習慣を変えるだけで、自分と向き合える時間が確保できるようになります。
まずはいつもより30分でも早く起きてみて、朝の爽やかな風を朝日を感じながら、勉強や趣味、運動などを楽しんでみませんか。きっと少しずつ朝活が楽しくなっていく自分に気づくはずです。