ジニャーナヨガとは【知識のヨガ】瞑想で精神修行

ヨガといえば、体を動かすアーサナをイメージしますよね。しかしポーズをとらないヨガ、マット以外で行うヨガがあります。今回はその中のひとつ、「ジニャーナヨガ」について意味や特徴をお話します。
目次
ジニャーナヨガとは?

ジニャーナヨガの起源や語源、目的について解説します。
伝統的な四大ヨガのひとつ
- カルマヨガ 「行為のヨガ」
- ジニャーナヨガ 「知識のヨガ」
- バクティヨガ 「献身のヨガ」
- ラージャヨガ 「瞑想のヨガ」
伝統的な四大ヨガといわれ、アーサナをしないヨガの種類です。
体を動かすヨガはハタヨガに分類され、ラージャヨガの思想から生まれました。
ジニャーナとは?
ジニャーナとは、「知識」「智慧」を意味するサンスクリット語です。
グル(ヨガの導師)から説法を聞き、本や聖典からヨガ哲学を学びます。
得た知識を用いて自分の内面を分析しながら、「本当の自分とは何か」を知り、悟りに至ることがゴールです。
ジニャーナヨガではアーサナではなく瞑想で精神面を鍛える
「知識のヨガ」といわれるジニャーナヨガは、アーサナの練習は行いません。
学んだ知識をベースに、瞑想やカルマヨガを実践します。
正しい知識がなく実践した場合、本来のヨガの目的から離れてしまうため、ジニャーナヨガでヨガの理論を学ぶことが大切なのです。
学んだ知識を生かして、瞑想とともに自分の内面を深く探求するため、精神性の高いヨガといわれています。
瞑想を朝行いたい方へ、朝瞑想のやり方をこちらの記事でご紹介しています。
>>朝瞑想の簡単なやり方や効果【プロ解説】

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ジニャーナヨガの特徴

ジニャーナヨガの特徴や目的をさらに深く掘り下げていきましょう。
ヨガの目的はひとつ
ヨガには様々な流派があります。
体を動かさない四大ヨガや体を動かすハタヨガ、またそこから派生した様々な流派があります。
色んなヨガがありますが、目的はひとつ「心の作用を止めること」。
心の作用を止めるとは、心の波をコントロールし、穏やかに過ごすことなのです。
心は、常に波打つようにザワザワしています。
心の波に飲み込まれると、本来の自分を知ることができずに周りの環境や自分の感情に振り回されたままです。
ヨガには、様々な流派がありますが、ゴールは同じです。
異なるのは、ゴールに至るアプローチ方法だけ。
ジニャーナヨガでは知識を用いて、カルマヨガでは行為によって、ハタヨガではアーサナの練習をすることによって、ヨガの目的に到達します。
知識と実践の両方を大切にする
ジニャーナヨガで得た知識は実践することで、初めて生かされます。
例えば、車の運転について考えてみましょう。
車を運転する時、その方法を知らなければ車を動かすことができません。
エンジンの掛け方、アクセルとブレーキの使い方、道路でのルール等、運転するための正しい知識がなければ、車も動かせないし事故を起こすかもしれませんよね。
では、車の運転の仕方を知っていればいいかというと、そうではありません。
車がなければ運転できないし、車があっても実際に運転してみなければ、その知識は何にも役立てることができないからです。
「知識」と「実践」は1セット、というわけです。
ヨガも同じです。
ジニャーナヨガで学んだ知識は、瞑想やアーサナ、またカルマヨガのような行為のヨガを実践することで意味を果たします。
実践を伴わなければ、知識は何にも生かされないからです。
ヨガを実践する時も、正しい知識がなければ、体を傷めてしまったり、また本来のヨガの目的に到達することはできません。
正しい知識によって、正しく実践することができ、また、振り返ることができるのです。
関連記事:【ヨガの種類一覧】人気流派からディープなもの|おすすめは?
まとめ
ヨガ哲学を学ぶことでヨガの理解が深まり、アーサナの練習だけでなく、日常生活での心の在り方も豊かにしてくれます。
これを機にヨガ哲学を勉強してみてはいかがでしょうか?
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経験豊富なインストラクターのレッスンで、心も体も綺麗になりますよ。
自分に合ったインストラクターを見つけて、おうち時間を有意義なものにしてみてはいかがでしょうか。すでにスタジオに通っているかたは自宅での予習、復習にもおすすめです。

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