オーガニックファンデーションおすすめ5選|乾燥肌向けも

有機栽培された植物から抽出する成分を使うだけではなく、配合成分すべてにこだわり人にも環境にも配慮してつくられるオーガニックコスメ。
とくにオーガニックファンデーションは、毎日のメイクに欠かせない必需品です。
国産のオーガニックコスメが展開するファンデーションや、人気のオーガニックファンデーションを5つご紹介します。
※本記事にはアフィリエイト広告やAmazonアソシエイトリンクが含まれます。記事で紹介した商品やサービスを購入すると、売上の一部がSOELU Magazineに還元されることがあります。
オーガニックファンデーションの選び方

オーガニックファンデーションは、有機栽培でつくられる植物由来の成分を使用したコスメを指します。
オーガニックコスメは、ナチュラルコスメや自然派コスメと同じように紹介される場合がありますが、厳密には別物なので注意してください。
オーガニックファンデーションの選び方4パターンを知り、自分にあう理想的なコスメをみつけましょう。
カバー力重視ならクッションファンデやリキッドファンデ
クッションファンデーションやリキッドファンデーションのように、油分が多いタイプは以下にあてはまるかたに向いています。
- シミやニキビ跡などをしっかりカバーしたい
- ナチュラルなツヤ肌や陶器肌の仕上がりが好み
- 肌の乾燥が気になる
クッションファンデーションやリキッドファンデーションは肌と密着し、気になるポイントをきちんとカバーして隠せるのが特徴です。
油分が多く含まれているので、Uゾーンの乾燥で崩れやすい混合肌のかたや乾燥肌のかたでもカサつかずに使えます。
少量でも伸びがよく、厚塗り感のない仕上がりになるのが魅力です。
クッションファンデとリキッドファンデの仕上がりはツヤですが、重ねるパウダーによってセミマット~マットにも変えられます。
マット~セミマットが好みならクリームやパウダーファンデ
ふんわりとやわらかな肌質にみせるパウダーファンデーションは、以下にあてはまる方に向いています。
- クレーター毛穴や小じわが気になる
- マット~セミマットのやわらかな仕上がりが好み
- お直し用として持ち運びやすさを重視している
クリームやパウダーファンデーションに含まれる細かな粒子は、肌の凹凸をフラットに整える効果があります。クレーター毛穴や小じわなどの凹みをナチュラルにカバーし、ぼかして目立たなくしてくれますよ。
パウダーファンデーションは薄型でコンパクトなタイプが多く、ポーチに入れてもかさばらずに持ち運べるのがメリット。お直し用としてパウダーファンデーションを選ぶのもおすすめです。
エイジングを抑えたいならUVカット効果付き
紫外線はシミやシワ、たるみなどのエイジングサインを引き起こす原因です。紫外線による肌トラブルは老化の約8割を占め、エイジングを抑えるには紫外線対策が必要。
しかし日焼け止めの効果は、汗や皮脂、擦れで落ちたり、酸化により効果が薄れたりしてしまいます。
UVカット効果を持続させるには、日焼け止めだけではなく上から重ねるファンデーションもUVカット効果があるものを選びましょう。
日焼け止めとファンデーションの2層でダブルのUVカット効果を発揮すると、より紫外線対策レベルが高まります。
日焼けしやすいおでこや鼻、ほほ骨のあたり(肝斑ができる場所)に重ね塗りし、UVカット効果が持続できるように工夫するのがポイントです。
メイクオフに時間をかけたくないなら石けんで落ちるタイプ
仕事がある日はプライベートの時間がなかなかとれない、メイクオフに時間をかけられない方は、せっけんで落ちるタイプのオーガニックファンデーションがおすすめです。
通常ファンデーションは油分を含んでいるので、クレンジングを使う必要があります。
一方、一部のオーガニックファンデーションやミネラルファンデーションと呼ばれるものは、つなぎである油剤を使わずにつくられるので石けんで簡単にオフできます。
石けん落ちできるファンデーションは、メイクオフが短時間で済むメリットがありますが、肌の密着力が低くヨレ・崩れが気になりやすいデメリットも。
石けんで落とせるオーガニックファンデーションを使うときは、密着力の高い化粧下地を組み合わせるといいですよ。
おすすめのオーガニックファンデーション5選
おすすめのオーガニックファンデーションを5つご紹介します。
先ほどご紹介した4つの選び方を参考に、仕上がりやUVカット効果、落としやすさなどのポイントを見比べてみましょう。
MiMiC「ミネラルリキッドリーファンデーション」
MiMiC(エムアイエムシー)の「ミネラルリキッドリーファンデーション」は、普通肌や脂性肌、季節の変わり目で肌がゆらいでいる方に使えるオーガニックファンデーションです。
油分を使わずに粉体でつくるミネラルファンデーションは、パウダータイプが主流。
しかしエムアイエムシーのファンデーションは、オーガニックエキスや白樺水を使う美容液設計により、みずみずしい使い心地が特徴です。
時間が経つほど美容液成分が馴染む「ミネラルシンクロ処方」により、季節の変わり目やマスク生活によるゆらぎ肌の状態でも抵抗感なく使えます。
価格(税込)/容量 | 7,150円/13g(使用目安2~3カ月) |
ファンデーションタイプ | リキッド |
仕上がり | みずみずしいツヤ肌 |
UVカット効果 | SPF22 PA++ |
せっけん落ち | ○ |
ナチュラグラッセ「ウォータリーファンデーション」
ナチュラグラッセの「ウォータリーファンデーション」は、天然由来成分100%のコスメです。日常使いとしてちょうどいいSPF30 PA+++だけではなく、黄ぐすみを引き起こすブルーライトを99.6%カットできる優れモノ。
軽い付け心地とみずみずしいテクスチャーにより、きれいな素肌を演出できるナチュラルなツヤ肌に仕上がります。
シルクコットンパウダー(カポック繊維)と天然ミネラル(シリカ)が皮脂を吸着し、Tゾーンの崩れを抑えられるのも魅力です。
価格(税込)/容量 | 4,180円/30ml |
ファンデーションタイプ | リキッド |
仕上がり | ナチュラルなツヤ肌 |
UVカット効果 | SPF30 PA+++ |
せっけん落ち | ○ |
アクア・アクア「オーガニッククッションコンパクト」
アクア・アクアは国産のオーガニックコスメブランド。フレッシュフルーツの美容液や植物成分、ミネラルパウダーを採用する軽やかな使い心地が魅力です。
「オーガニッククッションコンパクト」はクッションファンデーションなので、抜群のカバー力を発揮。一度付けでナチュラルな仕上がりになり、量を増やすor 2度付けするとつるんとした陶器肌になりますよ。
7つのフリーを掲げているので、敏感肌の方でも使いやすいオーガニックファンデーションです。
価格(税込)/容量 | 3,850円円/9g |
ファンデーションタイプ | クッション |
仕上がり | カバー力の高いツヤ肌 |
UVカット効果 | SPF35・PA+++ |
せっけん落ち | ○ |
アムリターラ「アメージングオーガニックファンデーション」
アムリターラは2008年に誕生した、国産のオーガニックコスメブランドです。植物原料の80%以上を自然栽培、栽培時の農薬・化学肥料や収穫後のポストハーベスト農薬を使わないなど、徹底して成分にこだわり製品を生みだしています。
「アメージングオーガニックファンデーション」は、プレストタイプのクリームファンデーション。
ココナッツオイルやホホバオイル、オリーブスクワランなどの美容オイルを贅沢に配合し、内側から発光するようなつややかな肌に仕上げます。長時間うるおいが続くのが特徴です。
SPF50+ PA++++の高UVカット効果で紫外線ダメージを防ぎます。
価格(税込)/容量 | 5,060円/10g |
ファンデーションタイプ | クリーム |
仕上がり | セミマット~陶器肌 |
UVカット効果 | SPF50+ PA++++ |
せっけん落ち | × |
HANA ORGANIC「ウェアルーパウダー ルーセント」
HANA ORGANIC(ハナ オーガニック)は、動植物に配慮した製品づくりを掲げるオーガニックコスメブランドです。全ての製品に天然由来成分を95%以上使用し、比率を明記できるほど自信のあるコスメを展開しています。
「ウェアルーパウダー ルーセント」は、天然ミネラルと植物由来のスキンケア成分でつくりあげたパウダータイプのファンデーション。
植物成分のオーガニック比率は55.6%、石油由来成分やナノ化原料を使っていないのがポイントです。
薄づきでも光の反射を利用し、くすみのない透明感のある肌にみせます。
価格(税込)/容量 | 3,520円/12g |
ファンデーションタイプ | パウダー |
仕上がり | ふんわりマット肌 |
UVカット効果 | SPF20 PA+ |
せっけん落ち | ○ |
オーガニックファンデーションを選ぶときの注意点

「オーガニック」と聞くと一般的なコスメよりも特別感があり、肌にやさしい印象がありますがすべての人に適しているわけではありません。
オーガニックファンデーションならではの魅力と注意点を知り、自分に適したコスメかどうか判断しましょう。
オーガニック=肌にやさしいではない
オーガニックと聞くとなんとなく肌にやさしいイメージがありませんか?実は、オーガニックファンデーション=肌にやさしい・敏感肌でも使いやすいとは限らないので注意してください。
「オーガニック」という名称は、有機栽培でつくられた植物の成分を1種類でも使えば名付けることができ、肌へのやさしさと直結しません。
オーガニックであるかどうかよりも、自分にとって刺激を感じやすい成分が含まれていないかどうかに注目するのが大切です。
オーガニックコスメとミネラルコスメ・自然派コスメは違う
- オーガニックコスメ:有機栽培した植物由来の成分を使う化粧品
- ミネラルコスメ:酸化チタンや酸化亜鉛などの無機物質を配合する化粧品
- 自然派コスメ:環境保護の観点からできる限り植物由来の原料を使う化粧品
オーガニック、ミネラル、自然派は混同されやすい言葉ですが、比較すると違いがわかりやすいのではないでしょうか。
オーガニックではないにもかかわらず、ネット上ではオーガニックのように紹介されているコスメもあります。オーガニックコスメにこだわりのある方は、有機栽培しているかどうかをチェックしてください。
まとめ
オーガニックコスメはできあがるまでの過程において、人と環境に配慮するサステナブルなコスメでもあります。
成分だけではなくブランドが掲げる製品づくりのこだわりを知ると、さらにオーガニックコスメの虜になるはず。
ご紹介した選び方を参考に、自分にあうオーガニックファンデーションを探してみましょう。
美肌づくりには体の中から美を育むヨガ習慣もチェック!
関連記事:ヨガの美肌効果知ってる?スキンケアに役立つポーズ3選