【動画】ベッドの上でできる!ヨガのむくみ解消ポーズ8選

むくみは見た目の変化だけではなく、体のだるさや重さも引き起こしてしまいます。体が重いと精神的にもだるくなりますよね。
しかし、むくみはヨガによって改善可能です。
今回は、朝晩ベッドの上でできるむくみに効果的なヨガのポーズと、お昼の休憩時間にできるむくみ解消ポーズを動画でご紹介します。

監修インストラクター:Natsumi先生
全米ヨガアライアンス RYT200、大企業向けのヨガレッスンや施設等でもクラスを担当。幼少期からクラシックバレエに打ち込み、日本大学藝術学部卒業後、渡米しコンテンポラリーダンスを中心に舞台活動をしていました。ボディバランスが整うことをテーマにレッスンを指導しています。
目次
ベッドの上でできるヨガのむくみに効果的なポーズ5選

まずは、ベッドの上でできるむくみ解消ヨガポーズです。むくみ解消ポーズを行なったら、常温のお水か白湯を飲むとデトックスが促され、即効性が期待できます。

ベッドの上でできるむくみ解消ポーズは、寝起きと寝る前に行いましょう。朝は全身の血が巡って目覚めスッキリ、夜はリラックス効果でぐっすり眠れる効果も期待できます。
頭を膝につけるポーズ
ふくらはぎの裏側が伸び、心地よさを感じられるポーズです。頭を膝につけるのが難しい場合は、つま先をしっかり立てて上体を心地よさを感じられる位置まで倒すだけでOK!

ふくらはぎのむくみ解消だけではなく、リラックス・安眠・月経による不調にも効果的なポーズです。
片足を伸ばした眠る鳩のポーズ
お尻と股関節のこわばりがほぐれます。お尻と股関節は下半身の中でとくに巡りが滞りやすい部分。この2つがこわばっていると、血流が悪くなってむくみやすくなります。眠る鳩のポーズでお尻と股関節をじんわりほぐし、むくみにくいスッキリボディに。

とくにデスクワークで一日中座っている時間が長い人は、お尻の筋肉がこわばりやすいです。眠る鳩のポーズでお尻をしっかりほぐし、1日で溜まったむくみを取り除きましょう。
ヒップサークル
お尻を回して股関節、腰回りをほぐし、血流を促します。こわばりやすい股関節と腰回りがほぐれ、巡りのいい体に整えられるポーズです。じんわりと体が温まり、寝る前に行えばぐっすり、寝起きに行えば目覚めスッキリ!
チェアヨガでむくみ解消ポーズ
イスに座って行うチェアヨガのむくみ解消ポーズですが、ベッドに腰掛けてもできるポーズです。お腹をツイストすることで、内臓を刺激してデトックスを促し、老廃物や余分な水分によるむくみを解消させます。朝起きてベッドから出る前に、ベッドの縁で腰掛けて行なってみてください。
顔のむくみ解消フェイシャルヨガポーズ
顔のむくみには表情筋を刺激するフェイシャルヨガがおすすめです。こちらのポーズはこめかみと舌にある筋肉を動かし、顔の血流を促してむくみを解消させます。
顔ヨガはむくみ解消に限らず、リフトアップ効果もあるので、続けることでキュッと引き締まった若々しいお顔が手に入るんです!
昼ヨガ向けむくみ解消ポーズ3選

1日のうちもっとも代謝がいいお昼にヨガポーズを取り入れると、全身の血とリンパの流れが促され、むくみにくい体が手に入ります。代謝がアップしてダイエットにも効果的です。
どのポーズも1分程度でできるので、お仕事から帰ったときにサッとやって手早くむくみを解消することもできます。
ダウンドッグのポーズ
ヨガの定番ポーズであるダウンドッグは、全身の筋肉が伸ばして血流が促され、むくみ解消に効果的です。太ももやお尻、背中といった大きな筋肉がほぐされ、代謝がアップしてシェイプアップ効果も期待できます。

頭の血流も良くなるので、日中に起こりやすい頭痛の予防にも効果的です。第二の心臓と呼ばれるふくらはぎがよく伸びることで、頭からつま先まで巡りがスムーズになります。
三日月のポーズ
リンパ節が集まるそけい部を伸ばし、血流を促してむくみを解消します。骨盤の歪みが整えられ、生理痛の緩和にも効果的なポーズです。

股関節が硬くてポーズをキープするのがつらい場合は、前後に開く足の幅を狭く調整してみてください。ヨガは無理にポーズをキープするのではなく、心地いいと感じることが大切です。
ねじりを加えたハイランジのポーズ
ハイランジのポーズもそけい部の伸びにアプローチし、むくみを解消させます。下半身を力強く使うことで、血流とリンパの流れが滞りやすい下半身のむくみがスッキリ。太ももやお尻の筋肉を刺激して引き締め効果も期待できるポーズです。

ハイランジのポーズをキープしたまま、上体をねじることで内臓を刺激し、デトックスを促します。
顔や体のむくみ、原因は?

顔や体のむくみが起こるのは、次の4つが原因になります。
- 運動不足
- 姿勢の悪さ
- 食生活の乱れ
- ストレス
運動不足
むくみの原因としてまず挙げられるのは、運動不足です。人間の体内の血液は、筋肉の働きにより体内を巡っています。しかし、運動不足により筋力が低下してしまうと、十分に血液を巡らすことができず、血行不良になり、むくみが発生するのです。
姿勢の悪さ
姿勢が歪むと、骨格がずれて内臓や血管を圧迫し、内臓機能や血液循環が妨げられます。すると、内臓の働きや血液循環によって代謝している水分の流れが滞り、水分バランスが崩れ、むくみが引き起こされます。
食生活の乱れ
緑黄色野菜や魚、豆類が不足すると、血の巡りや筋肉の働きをサポートする栄養素が不足し、人間の体は血行不良による水分バランスの乱れを起こりやすくなります。
アルコールや塩分の摂りすぎも×。血中のアルコール濃度が高くなると、血管からは水分が流れ出しやすくなります。塩分を摂りすぎると、塩分濃度を調整するために体液量を増えてむくみが起こることも。
ストレス
ストレスは血行を悪化させ、むくみを引き起こします。ストレスにより自律神経が乱れると、血液循環のコントロール機能も乱れてしまうのです。血液循環が乱れると血行不良が起こり、むくみが発生します。

ヨガには運動不足解消、姿勢改善、ストレス解消効果があるので、むくみを引き起こす4つのうち3つの原因にアプローチできます。食生活にも気をつけることで、よりむくみにくい代謝のいい体が手に入りますよ。
ヨガでむくみにくい巡りのいい体を手に入れよう
実は、今回ご紹介したポーズに限らず、ヨガのポーズのほとんどが血流促進効果が期待できます。ヨガは深い呼吸を行いながら体を動かすのですが、ヨガの腹式呼吸で内臓がマッサージされ、血流が促されるのです。
つまり、どのポーズでも深い呼吸をしっかり意識すれば、むくみ解消効果が期待できます。ポーズを行うときは、必ず呼吸を意識して体の中からむくみを解消させましょう!