症状別ヨガポールおすすめの使い方|肩こりや腰痛を防ぐために

肩こりや腰痛、猫背、骨盤の歪みなどのお悩み別に、ヨガポールの使い方と実践動画をご紹介します。
目次
ヨガポール|基本の使い方
ヨガポールは一般的にストレッチポールと呼ばれ、筋肉やコリをほぐしてからだの柔軟性を高めるために使われるアイテムです。
ヨガポールの上に乗り、肩や腰、背中など体の一部に圧力をかけて血流やリンパの流れを一時的に止めると、圧力を開放した時に血流がよくなります。
ヨガポールの使い方
- ヨガポールの端にお尻をのせて座り、両手を床につけます。
- そのままポールに背中を付けるように仰向けになり、背中を刺激します。
- 床にお尻をずらし、ゆっくりとポールから降ります。
この仕組みを利用すると筋膜がほぐれ、姿勢調整や身体の巡りを整えるといったメリットが期待できます。
【症状別】ヨガポールの効果的な使い方
肩こりや猫背、腰痛などお悩み別にヨガポールの使い方をご紹介します。
体を動かしゴロゴロと筋肉を刺激するときは、“痛気持ちいい”程度の感覚が最適です。ゴリゴリと負荷をかけすぎると、かえって痛みやすくなったり、筋肉が硬くなったりする場合があります。
初めは動きを加えず、ヨガポールの上にのっているだけでも十分なので、無理のない範囲で実践してみてください。
肩こりが気になるときは「肩甲骨」
肩こりが気になる方は、ヨガポールを肩甲骨周辺にあててマッサージしつつ、胸を開く動きが効果的です。
肩こりは猫背になっている場合が多く、デスクワークや家事などで腕を前においた状態が長時間続くことで引き起こされます。ヨガポールを使えば、肩こりや猫背になりやすい姿勢を手軽に調整できるでしょう。
- ヨガポールを縦に置き、耳の下から背骨にそって寝ころぶ
- 深い呼吸をゆっくり繰り返しながら腕を開き、上下に動かす
ポイント
背骨にそってヨガポールをおくことで、自然と胸が開き肩甲骨が寄せられていることを感じられるはずです。
両腕を上下に動かすと肩甲骨周辺を刺激され、こわばった筋肉をほぐせます。
猫背を調整したいときは「背中全体」
猫背を矯正したい場合は、丸まった背中全体をヨガポールで刺激します。
先ほどご紹介した、肩こり改善のヨガポールの使い方も猫背改善に効果的なので、あわせてチャレンジしてみましょう。
1.ヨガポールを横にし、肩甲骨の下にあたるように寝ころぶ
2.両手を頭の横につけてひじを開く
3.ゆっくりとヨガポールのうえで上下に動き、背中のこりをほぐす
ポイント
背中の丸まった部分を中心にほぐすことで、猫背により凝り固まった背中の筋肉をほぐし、正しい姿勢を保ちやすくなります。
初めはつらいと感じやすいので、コロコロと上下に動くのではなく、ヨガポールを背中にあてたまま呼吸を繰り返すだけでも十分です。
腰痛が気になるときは「腰」
腰痛を感じる方は、反り腰になっているかもしれません。
腰をほぐすと同時に反り腰によって凝り固まった太ももの前側をほぐすことで、腰痛を防ぎやすくなります。腰から前ももの順にストレッチしていきましょう。
【腰回りのストレッチ】
- 腰の下にくるようにヨガポールを横向きにあて、上半身は腕で支える
- 身体を上下に転がし腰回りの筋肉をほぐす
【太ももの前側のストレッチ】
- ヨガポールを横向きに置き、太ももの前があたるようにうつ伏せになる
- 足の付け根から太ももの中心にかけて体を上下に動かす
ポイント
リンパが集まる足の付け根は特に痛みを感じやすいので、初めは動かずヨガポールにのっているだけでも大丈夫です。
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ヨガポールの使い方がわかるおすすめ動画
ストレッチポールの基本的な使い方を解説しています。
どんなエクササイズをしていいのか迷っているかたは、まずは基本の動きにチャレンジしてみましょう。
まとめ
ヨガポールは、気になる部位にあてるだけの簡単な使い方が魅力です。心地のいいポイントを探して体を転がすと、ほどよく筋肉がほぐれて柔軟性や代謝が高まります。ご紹介した症状別ヨガポールの使い方にチャレンジしてみましょう。
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