自分らしさを武器に – 伊藤さやか先生が語る、個性を活かすヨガ指導のコツ
オンラインでヨガ資格を取得できるSOELU Campusで担当講師の一人として活躍している伊藤さやか先生にインタビュー。ソエルキャンパスのレッスン内容から、ヨガ指導のコツをお話ししてくださいましたので、ぜひ最後までご覧ください!
インストラクター:伊藤さやか先生
SOELU Campus担当講師の一人。スクール創設期から監修としてカリキュラム作成に携わる。わかりやすく丁寧な指導、個性を大切にしたメリハリのある指導に対し、スクール生からの熱い声が多数。
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目次
ソエルキャンパスのこだわり
さやか先生は2019年のソエルキャンパス創設期にも監修として関わってくださいました。その時のこだわりポイントなど教えてください!
ヨガのスクールって世の中に山ほどあって、私自身も1つだけではなく2つ3つ経験がありました。
全体的に学ぶものからマタニティだけとかシニアだけとか、そういった講座を受けてきたんですけど、「短い期間でしっかりしたインストラクターになるスクールを作りたいね」って会議になった時に、どこを効率化できるかなっていうところがどうしても課題としてありました。
200時間とか500時間とか、すごいたくさん時間をかければインストラクターとしての資格がもらえるっていうスクールはあるものの、短期間で効率よく、ただお免状がもらえるスクールではなくてしっかりインストラクターとして活躍できるスクールを目指したい。
卒業後に、どこが時間としてもったいない部分なのかなっていう風に考えた時に、やっぱり教科書の読み合わせなどは、もったいないし、なんなら家でできるよねっていう結論になりました。
座学も重要ですが、それをスクールの時間にみんなで読む必要はないかなと。生徒として受講している最中はそういうものだと思っていましたが、振り返ってみると省ける時間だったかなと思っています。
しっかりとした教科書を作り、ビデオ教材としても完全に完成させる。それをスクールの日までに見ておいていただき、スクールではみんなの前に立って実践するポーズの案内をする、っていうのがソエルキャンパスの一番土台というか特徴ですね。
お客様の前に笑顔で立って、分かりやすくポーズの案内をする、っていうところがインストラクターとして一番肝になるので、その部分だけを授業でやりたいっていう風に思いました。
徹底的に「実践」発表の場をどれだけ与えられるかが成長のカギ
実践に重きをおく、スタイルがキャンパスの特徴ですね
そうです。短い期間でいいインストラクターを育てるという目的があるので実践重視です。お客様の前でしゃべるということについても、お家で練習してもやっぱり緊張感が足りなかったり、ついできた気になってしまったり、難しいところがあります。
そのためスクールでは生徒同士で生徒役・先生役と役割を回しながらとにかく実践するスクールにしたい、という思いで教材を作りました。
卒業試験は実技指導となりますが、それ以外の通常クラスでも毎回ロープレのような形を取っているのですか。
毎週やっています。それが結局、仕事を取りたい時の集団オーディションと同じ経験なんです。何人ものインストラクターがその場で集まって、課題を出されて行うんですが、その時も自分が前に立つこともあれば生徒として受ける側も経験することになり、面接官は両方を見ています。
これも意識しているので、授業中にはインストラクター役の生徒へのフィードバックはもちろん、生徒役として受けている生徒の体の使い方も見ています。
なので先生役には「あの表現はこう言い換えた方がきっと伝わりやすかったと思うよ」というフィードバックもするし、生徒役へは「この動作の時にちょっと腰が反りすぎるからもうちょっとお腹引き込んだ方がいいよ」などの声掛けを行います。
オーディションの擬似環境を体験することで、スクール生の皆さんは自然と心構えができていくんですね。
そうですね。生徒さんたちはもちろん、スクールの最中は卒業に意識を集中されているので、「これはオーディションと同じ経験だよ」とは言いませんが(笑)自然とそういった能力は鍛えられていると思います。
これまでのお話を聞いただけでも、いかに実践が大切かよくわかりました。
発表の場をどれだけ与えられるかが成長速度に一番関係してると思っています。
いくら頭に知識が詰まっていてもアウトプットがスムーズにできないと、現場に立った時にしどろもどろしてしまうことになるし、そもそも現場に立たせてももらえないですし。
毎週のクラスでも、生徒の誰もが「今日は発言しないで終わった」ということはゼロです。
ヨガを学ぶ価値
先生がヨガを学んで指導者になろうと思われた理由について教えてください!
メンタルに及ぼす素晴らしい効果を感じているからですね。
元々ダンス畑にいたので、汗をかきたければ踊った方が早いのですが、ただ体を動かすだけではなくて心が落ち着くのがヨガの素晴らしい点です。
毎日生きてると頭の中がうるさいというか、騒がしいので、ヨガの時間を持つことで心をほっと落ち着かせたり、頭の中を静かにしたりできます。
そういうものって現代社会に求められていることだと思うんですよね。情報社会で、もうみんながスマホをずっと握りしめて・・・心がうるさくなりがち。だからこそ必要なのがヨガだと思って指導しています。
ヨガを教えられる人が増えることで、そういった心の衛生面を整えられる人が増える、ということなので、これからもどんどんヨガの先生が増えていってほしいなと思っています。
個性を大切にした指導
先生のご指導については、度々生徒さんから喜びの声をいただきますが、中でも「あなたは優しい雰囲気だからそういう感じを出して行った方がいいよ」とか、「あなたはハキハキしてるからちょっと強度の高いレッスンができるようになったらいいよ」など、「個性を大切にしたアドバイスをくれる」というスタイルがとても素敵だと思いました。
自分は自分以外になれないので、誰かの模倣をするのではなく、その人らしい指導ができるようになってほしいと思っています。
自分とタイプの違う方に憧れる気持ちって私もやっぱりあって。癒し系の可愛らしい先生とか・・・。受ける側だと大好きだし、あんな風になれたら素敵だなって思うんですけど、自分がどう評価されるかっていうことを、実際にデビューする前に知ることもすごく大切だなって思ってて。
私はあまりそういうことをフィードバックしてくださる先生に会わずにインストラクターとしてデビューしたんです。卒業したスクールでは先生のコピーのようになってしまって。
実際にデビューしてから、お客様に「元気もらえました」「ハキハキしていてよかったです」「分かりやすかったです」などのフィードバックを、そういう声ばっかりいただくんですよね。
そこで初めて「私って元気でハキハキしたわかりやすい先生なんだ」って気づくわけです。
そういった評価が、デビューしてからではなくスクール時代からもらえていると、受けるオーディションが選べたりしますよね。「リラックスプログラムが得意です」とか。
自分の好きなプログラムを選ぶということももちろん間違っていないと思いますが、入ったスクールのメイン講師から「あなたはこういった雰囲気だからこうしたら伸びるんじゃない?」等のアドバイスを事前にもらえていると、自分をどう売っていくか、どう活躍していくのかビジョンが明確になるかなと思うので、スクールのうちからそれを伝えてあげたいなと思っています。
先生からもらえるそういったアドバイスが、自分の中の小さな自信になる、と生徒さん方もおっしゃっていました。あれはできないけど、自分にはこれがあるからっていう武器のようなものですね。そこまで見つけてくれるスクールってなかなかない気がします!
自分がメイン講師のコピーのようになって卒業してしまって、それも悪くはなかったと思うんですが、今思うと言い回しだったりとか、そういうものが全部まねっこで終わったなっていう風に思っていて。
ストレッチの言い方一つでも、「骨盤から肋骨を離しましょう」っていう言い方もあれば、「伸びやかに指先を遠くへ」っていう言い方もある。
なので私からはいろんな表現をこれでもかっていうぐらい生徒さんにお伝えして、その中から自分の中でしっくりくる表現をチョイスしていって欲しいんですよね。
そうすれば、同じ動作を案内するのでも違う言い方をする生徒がいっぱいいるわけで。なぜその言葉をチョイスしたかって自分の中にある要素がそうさせているんだと思うんです。
そういった言葉の積み重ねがその人らしさを構成する要素になるので、卒業する頃にはみんなそれぞれが違う表現をする、そういった姿を目指して毎回指導しています。
私の真似をしてくれるのは嬉しいけど、あんまりにも真似にならないようにはして欲しい、ということも実際にお伝えしています。
今日が一番若いから、迷っている時間はもったいない。
年齢を気にされて躊躇される方も中にはおられますがどう思われますか。
まず、ベタですけど今日が一番若い。
それに、これから高齢化社会はもっと進んでいくので、指導するお客様も「腕が上がりづらくなった」とか「膝が痛いとか」とか、そういうちょっとした故障とか不具合を訴えてこられるケースが増えると思います。
そういう痛みを全くわからない、はつらつとしたインストラクターももちろん素敵だけれど、痛みを経験して寄り添えるインストラクターもとっても素敵だなと思うので、もし年齢が挑戦を躊躇する理由になっているとしたら、とても勿体無いなと思います。
自分の加齢と上手に付き合っていくスキルとしても、ヨガの指導資格は強いと思っています。
体系立てて学ぶことによって、なんでこのポーズをするとここに効くのかな、っていうことを理解し、自分の心身の不調が出た時に今何が起こっているからとかっていうことが知識としてわかる。それを自分をメンテナンスすることに使っていける。そういう意味でも年齢を重ねているということは役に立つ技術じゃないでしょうか。
スクール生の平均年齢も、大体45歳くらいです。
女性って、心身ともに揺れるじゃないですか。子供が小さくても忙しいし、大きくなってくると今度は更年期とかが見えてくるし。一生を通してグラグラする。
それぞれのステージにおいて、もし悩まれているなら、悩んでるからこそ自分を整えるためにヨガを学ぶのはとってもおすすめです。
卒業間近には、指導者レベルに
最後に、受講を迷われている方に一言お願いします!
ソエルキャンパスは実践回数が他と比べて圧倒的なので、皆さん授業の1日目と卒業時では桁違いに成長されます。
それはやっぱり毎週発表をしないといけない、っていういい意味の緊張感があるとは思うんですけれど、そこが一番インストラクターとして肝の部分なので、卒業試験間近ぐらいにはもうお客様に指導できるようになっている。
そんな自信はメイン講師としてしっかりあるので、そこがソエルキャンパスの一番の推しポイントです!
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