ピラティスと筋トレの違いは2つ!どっちが痩せる?併用がオススメ

ピラティスと筋トレの違いは2つ!どっちが痩せる?併用がオススメ
ピラティス
※当社プロモーションを含みます

ピラティスと筋トレの違いは、エクササイズ中に使う筋肉や呼吸のやり方などに違いがあります。

ダイエットやボディメイクのためにピラティス教室に通うか、パーソナルジムなどで筋トレをするか迷っている方へ、ピラティスインストラクターがアドバイス。

ピラティスと筋トレの違いや両方を併用するメリット、具体的な実践メニューをインストラクターがご提案します。

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Kuni先生

監修者:ピラティスインストラクターKuni

basi certified comprehensive instructor取得。オンラインヨガ&フィットネスSOELUで「からだを整えるピラティス」や「背中集中ピラティス」等を担当。的確な声かけとわかりやすい解説で担当レッスンはリピーター多数。

ピラティスと筋トレの違いは2つ!

ピラティスと筋トレの違いは、「筋肉をつけたい」「姿勢を良くしたい」といったエクササイズの目的だけでなく、使う筋肉にも違いがあります。

大きく違う点は以下の2つです。

  • 有酸素運動と無酸素運動の違い
  • 使う筋肉の違い

違いを知ることで、どちらが向いているのか判断しやすくなりますよ。

有酸素運動と無酸素運動の違い

Kuni先生
Kuni先生

ピラティスは呼吸を身体中に通して行うので、ウォーキングやジョギング、水泳などと同じく有酸素運動です。

有酸素運動は呼吸とともにある程度の長時間運動をすることで、酸素を取り込みながら行い心肺機能アップや持久力の向上につながります。

内臓脂肪を燃やしたり血管を柔らかくしたりと、機能的に身体が動けるように促します。有酸素運動であるピラティスは、脂肪を燃やしながらエネルギーをつくるのでダイエットに適しているのです。

無酸素運動は短時間に高負荷をかけて筋肉を収縮させることで、筋肉をそのものを大きくしたり筋力アップを促します。※1スクワットや腕立て、ランジなどの筋トレ、1セット10〜20回を数セット程度の瞬発的な運動が無酸素運動の例です。

使う筋肉の違い

Kuni先生
Kuni先生

ピラティスは「エロンゲーション(elongation)」という、からだが伸びあう意識で動くので、見た目がしなやかで伸びのある筋肉を育てるのが特徴的。普段使いすぎてガチガチの場所はゆるめつつ、使ってこなかった場所は使うよう促します。

身体の奥深くにある関節の位置や、直立姿勢を支えるインナーマッスルに刺激を与えられるので、日常で姿勢が保てるようになったり、疲れにくくなったりというメリットがあるのです。

筋トレでは見た目で確認できる表層の筋肉、アウターマッスルに刺激を与えます。表層筋を鍛えれば、見栄えで分かりやすく体格を大きくしたり、重いものを持つなど大きな力を発揮できます。

【どっちが痩せる?】ピラティスと筋トレで迷っている方へ

ピラティスの強度にもよりますが、クラスのあとに心地よい疲労感を感じる程度の手ごたえがあれば、有酸素運動として内臓脂肪が燃え、ダイエット効果が期待できます。

筋トレも筋肉の量そのものを増やしていくことで基礎代謝が上がり、痩せやすくなるといえます。

Kuni先生
Kuni先生

どちらも良さがあり、効果を十分に感じる方はいらっしゃるので結局は好みの問題です。どちらも取り組んでみるとダイエット効果を実感しやすいでしょう。

ピラティスのダイエット効果をもっと知りたい方は、以下の記事もチェック!
>>ピラティスは痩せる?ダイエット効果や毎日10分で効果を出す方法

ピラティスと筋トレを併用するメリットや方法

ピラティスと筋トレを併用することで、筋トレの効果を高められます

  • メリットは、併用すると筋トレパフォーマンスが向上する
  • ピラティスと筋トレの順番はどっちを先に行うべき?

併用する場合は順番にこだわるとさらに効果アップが期待できます。

併用すると筋トレパフォーマンスが向上する

ピラティスと筋トレのどちらかではなく両方を実践すると、トレーニングのパフォーマンスが向上します。

ピラティスで背骨を動かすことで、からだを支えるための腹部(コア)が目覚め、中心が定まった状態になるため、筋トレ時に余分な力を使う必要がなくなります

ピラティスと筋トレの順番はどっちを先に行うべき?

Kuni先生
Kuni先生

ピラティスで筋肉がある程度温まった状態から筋トレを始めると、使いたい筋肉がよりわかりやすくなり質の高い筋トレが期待できます。

ピラティスはいまのからだの状態に気づき、微細に根本から動かすことを意識づけてからだの正しい位置を体感できます。

ピラティスをしたあとの筋トレは質が上がり、やみくもに負荷をかけなくても使いたい筋肉を理解して安全に動けるでしょう。

ピラティスと筋トレを併用するときの注意点

Kuni先生
Kuni先生

ピラティスと筋トレを併用すると、エネルギー消費が大きく長時間はできないので集中力のある状態で行いましょう。

ピラティスは呼吸とともにゆるやかにエネルギーを消費していくので、レベルに合わせて週2〜3日程度から積み重ねるとダイエットにつながるはずです。

ピラティスの頻度については下記で詳しく解説しています。
>> ピラティスは月4回でも効果ある?最適な頻度をプロが解説

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ピラティスと筋トレを併用する時のおすすめメニュー

ピラティスと筋トレを一緒に行う際のポイントと具体的なエクササイズメニューをインストラクターが提案しました。

ペルビックカール×ヒップリフト

おすすめの組み合わせ

  • ペルビックカール(ペルビックティルト)
  • ヒップリフト

ペルビックカールで背骨を順番に動かして背中を柔らかくすることで、ヒップリフト中のおしりを高く上げやすくなります。

Kuni先生
Kuni先生

骨盤を顔のほうへしっかり傾けられると、よりももの裏やおしり周りを使う感覚が得やすくなるかも。

スパインツイスト×ツイストクランチ

おすすめの組み合わせ

  • スパインツイスト
  • ツイストクランチ

頭とおしりを離しながら背骨をひねることで左右差が整い、ツイストクランチのひねりがやりやすくなります。

Kuni先生
Kuni先生

ひねるときにお腹の底から息をはくことで、ひねりが深くなり腹斜筋を使う感覚が得られるかも。

サイドリフト×サイドクランチ

おすすめの組み合わせ

  • サイドリフト
  • サイドクランチ

頭とおしりまでは一直線、脚全体は10センチ程度前に置いて寝るのがポイント。

サイドリフトで呼吸とともに閉じた脚が上がってくる意識を得ることで、筋トレのサイドクランチでもくびれ部分を動かしやすくなります。

Kuni先生
Kuni先生

勢いではなく、お腹の底から息をはきながら動くことで腹斜筋(くびれ部分)を使う感覚をより高められますよ。

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まとめ

ピラティスは人間が本来持っている運動機能を自分自身で呼び覚ますエクササイズです。筋トレはある程度の負荷をかけながら、筋肉を使い筋肉量を増やします。

ピラティスと筋トレは相性が良いので、ぜひ両方にトライしてみてください!

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【参考文献、ページ】

  1. エアロビクス / 有酸素性運動.厚生労働省e-ヘルスネット.

SOELUメディア編集部

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