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キャリアチェンジとピラティスインストラクターデビューまでの道のり|SOELU Campus講師:ASAMI先生

ピラティス
※当社プロモーションを含みます

オンラインでピラティス資格を取得できるSOELU Campusの講師、ASAMI先生からピラティスインストラクターとしてデビューするまでのご経験をお話ししていただきました。

ピラティスインストラクターを目指している方にとって参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください!

Kuni先生

インストラクター:ASAMI先生

SOELU Campus担当講師の一人。子育てをしながらSOELUや大手フィットネスジムでピラティスレッスンを提供中。 丁寧かつ的確な指導力を活かし、生徒に寄り添うクラスが人気。

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ピラティスインストラクターになる前はどんなご経歴?

SOELU編集部
SOELU編集部

ASAMI先生はピラティスインストラクターになる前はどんなお仕事をされていましたか?

大学卒業して新卒で入社したのは某大手アパレル会社です。そこで店舗に新入社員全員が配属されて、お店での業務をまず下積みとしてやっていました。

SOELU編集部
SOELU編集部

その会社を選んだ理由は何だったのでしょうか?

特に何をやりたいという夢はなくて、大学3年くらいになって就職活動をする中で、その会社が割と急成長からちょっと下降していったぐらいの時期でした。商品のブームが終わりかけた頃で、ここからもう一つ盛り返そうとか、海外展開していこうというちょうどそんなときです。

海外で働けるかもしれないということに少し興味があったのと、古い会社ではなく、急成長している新しく注目されている会社で勢いを感じてみたいという印象でその会社を選びました。別に接客業にこだわっていたわけでも、したかったわけでもありません。

SOELU編集部
SOELU編集部

その会社での経験はどうでしたか?

約2年弱で退職しました。急成長している会社だからこそかもしれませんが、キツいところもありました。時間外労働が非常に長く、上司とのコミュニケーションも今で言うパワハラ的なこともあったのが理由です。

拘束時間が長くて、日付が変わるまで店舗にいるのは普通でしたし、それでいて次の日の朝は6時に出社しましょうみたいなことで体力が削がれていきました。休日も暗黙のルールで出勤して、自己勉強のために店舗を見学しなさいみたいな風潮があり、体力が削がれて、そこからメンタルもやられて辞めるという感じになりました。

SOELU編集部
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大変な新卒時代だったのですね…その後はどうされたのでしょうか?

その後、某カメラ専門店チェーンに転職しました。とにかく前の会社より楽だったらどこでもいいという状況だったので、探している時にその会社の募集があったんです。カメラ屋さんではなくて、子供の写真を撮るスタジオの募集でした。

別に写真に興味があったわけではないですし、接客業であろうがなかろうが、本当に何でもいいから、とにかく前の会社より楽だったらいいくらいの感じでたまたまそこが一発目に受かったので、そのまま1ヶ月くらいで転職しました。

SOELU編集部
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その会社ではどのくらい働いていたのでしょうか?

そこは子供の写真を撮る部門だったので、女性ばかりの職場でした。

前の会社仕込みの時間管理とか在庫管理、人の管理といったことを新入社員でありながらガンガンと叩き込まれていたので、次の会社では即戦力っぽい感じで使ってもらえ、入社して3ヶ月後くらいにはもう店舗の店長になってしまいました。

写真スタジオ部門の店長になって、30人くらいのスタッフの管理をする感じで接客業務をやっていました。接客もやるんですけれども、スタッフの人事のこととか、店舗のお金の管理や在庫管理、チラシの企画や営業活動など、そういうの全部一人でお店一個任されて一人でやっていました。

転勤が多い仕事だったので、独身でありながら一人で千葉や静岡など転勤しながら5年か6年くらい働いていました。

ピラティスとの出会いと転機

SOELU編集部
SOELU編集部

ピラティスインストラクターを目指すきっかけは何だったのでしょうか?

結婚して夫も転勤族だったので、お互いの地元とは関係ない場所にいきなり住み始めて、割とすぐに1人目を出産したんです。友達が近くにいない環境で出産して子育てをしていく中で、赤ちゃんのペースに合わせた生活で体調を崩しがちでした。自分のペースで眠れないとか、ご飯食べられないとか、出かけられないとか。そんな感じで体調を崩していたんです。

結婚して2年目くらいで出産した時からずっとそんな感じで、赤ちゃんがいたのでスポーツクラブへの入会もできませんでした。地域の公民館で無料でやっているような子連れOKのママさんヨガ会みたいなのに、たまたま見つけて行ったり行かなかったりしていた記憶があります。

二人目が生まれたらもっと大変になり、寝られない、ご飯食べられない、自分のペースで動けない。上の子が幼稚園から風邪をもらってきたら、いつの間にか私にも移って熱が出るみたいな感じで、ずっと体調が悪い2、3年を一人目二人目出産の頃に過ごしていました。

このまま30代前半でこの状態が続いたら、そのうち大病して死ぬんじゃないかと思うくらい体調が悪かったです。メンタルも眠れないから削がれていて、このままではよくないなと思っていた時に、自分で体を動かせて、それが仕事にもなって、お金を稼ぐことができながら自分の体調管理もできて、また似たような次の世代の赤ちゃんを抱えているママたちに同じように公民館とかで場所だけ借りてやれるようなことが仕事でできたらなと思い始めました。

SOELU編集部
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 なぜピラティスを選んだのでしょうか?

その頃はピラティスが流行ってきていて、お試し体験会とかにスポーツクラブで無理やり子供を預けて1回参加したりして、いろんなところで経験したりしました。自分の体調管理と、夫が転勤族だったのでどこへ引っ越しても仕事にできる何かを身につけたいと思ったからです。

いざ!ピラティスインストラクターへの道

SOELU編集部
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ピラティスの養成スクールに通い始めたのはいつ頃でしたか?

下の子が幼稚園に入って1年目くらいの頃です。大変だったのは時間のことで、当時朝10時から夕方6時までで、途中で1時間半くらい休憩があって、クラス自体は6時間くらいみっちり学ぶみたいな感じでした。半年弱くらい続いていて、もちろん毎日ではなく週に1回、毎週決まった曜日にそれに通っていました。

SOELU編集部
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子育てとの両立は大変だったのではないですか?

当時下の子供が幼稚園児だったので、お迎えの時間とかがありながら、転勤族の夫について行って当時東京だったんですけれども、東京に私の実家も義実家もあるわけではないので、誰にもお迎えとかを頼めないという状況がありました。

子育て支援みたいなサービスを使って、結構安く利用できるシッターさんみたいなのを登録してお願いして、幼稚園のお迎えを頼んだりして、自分が夕方6時まで養成スクールに通えるように時間を作るのが大変でした。

SOELU編集部
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練習はどのようにされていましたか?

養成スクールに通いながら、スクールは割と知識は学べるんですけれども、自分がエクササイズをできるようになるのは、ひたすら自主練習、自己練習に任されていました。別のスタジオの会員になっていて、いち生徒として通っていました。そこでひたすら練習しつつ、結構なハイペースで通えましたね。

週に4、5回くらいは行ける日は平日に2回行ったりして練習を重ねながら、別の団体で資格の養成講座に週1回通って練習の時間を取るのと、その講座の時間を取るのと、そこが一番苦労した点でしたね。

インストラクターデビューと大変だったこと

SOELU編集部
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資格取得後、仕事を探すのは大変でしたか?

ひたすらネットでスポーツインストラクター募集の求人を探しました。子供が小学生というのもあったので、午前中や昼間の時間帯でも家からわりと近く通える範囲でスポーツインストラクターを探しているスポーツジムとかカルチャーセンターみたいなところの求人をひたすら探して、自分との条件が合いそうなところにひたすら応募していきました。

多くのスポーツジムは指導実務経験が2年以上というのが前提条件で、エントリーすらできないところが何十社とありました。でも、カルチャーセンターのような実務経験を問われないところがあって、そこは割とすぐに決まったんです

ありがたいことにたまたまそこは実務経験を問われないところだったので、インストラクターとして何年働いているかを聞かれませんでした。「ピラティスが流行ってきてピラティスインストラクターさんいらっしゃらないかなと思っていたんですよ」、みたいなことを言われて、即採用みたいなところが一番最初に決まりました。

SOELU編集部
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 オーディションなどはありましたか?

スポーツジムではオーディションがあり、スタッフさんたちを何人かスタジオに呼んで、私が先生役をやって模擬レッスンをする形でした。落ちたところも2、3社はありましたが、最終的にスポーツクラブで受かりました。

大手スポーツクラブみたいなところはやっぱり実務経験が必要でしたが、実務経験を問わないけど一度レッスンの模擬レッスンをやって見せてくださいと言われて、スタッフさんたちを何人かスタジオに呼んで、私が先生役をやって模擬レッスンを見てもらうオーディションをさせてくださいと言われました。

SOELU編集部
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その時の心境はどうでしたか?

下手くそだから恥ずかしいとは思いましたが、そんなこと言っていられないと思いました。とにかく実務経験と言える経験をしなきゃいけないから、カルチャーセンターという、ピラティス自体にはあまり興味はないけれど体を動かしたい!というシニアの方々が多く来られるところでした。思っていたインストラクター生活とは違うかもしれないけど、割り切ってやろうという心境だったと思います。

自分の下手さを探すことにもこだわっていられないというか、下手だろうがなんだろうがこれですって言います、って多分思われるんだろうなという覚悟をしながら、下手くそオーディションを披露しに恥を承知で行きましたね。

SOELU編集部
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実務経験の壁はいつ頃乗り越えられましたか?

大手スポーツクラブで働いていて、その名前が大きかったのと、そこでもう2年近くになってきてからですね。もう2年スタジオ、何々店と何々店で教えていますみたいな、今2年目ですみたいなことが言えるようになってきた時から、そこがすんなりと突破できるようになりました。その時も引き続きオーディションはしていました。

自分に自信もできてきて、その経験のおかげでスムーズなレッスンができたり、その場でパッと変えてバリエーションに変化をつけたレッスンを行えるようになったり、アドリブ力がついたりして、そこからどんどんいい循環になっていきました。

この先どんな未来があるんだろう?

SOELU編集部
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現在の働き方と今後の展望について教えてください。

今はスタジオ掛け持ちで働いている状態で、SOELUとか、大手スポーツクラブとかいくつかを掛け持ちしています。まずは来年あたりにマシーンピラティスの資格を取りたいと思っています。マシーンピラティスも教えられるようになりたいというのがまず一つです。

それと、個人でスタジオを持ってみたいという思いが半々くらいあります。憧れ半分と、例えば集客とかが大変なんだろうなという不安が半分です。この前たまたまInstagramの広告でSOELUのリアル店舗のフランチャイズの広告を見ました。どんなことなんだろうと思って、そのフランチャイズのスタジオの店舗展開について資料請求したんです。

でも、自己資金の面で全然手が届かないので、まだまだ夢の話です。ちょっと自分の店舗への憧れ半分という感じですね。インストラクターとして、まだまだ現役で自分が教えるのもやりたいです。ただ年齢的なことを考えて、あと何年できるかなという心配は始めた時からずっと思っていて、始める前から引退する時のことを考えているというか、いつまでやれるかということはずっと頭にありながらやっています。

フランチャイズとか、自分が稼働していなくてもピラティスやインストラクターに関われるような働き方にも憧れたり、投資的な意味で店舗を持つことにも憧れたりしています。

SOELU編集部
SOELU編集部

インストラクターとしての将来についてどう考えていますか?

私より経歴が長い方に育てられた方もたくさんいますし、人気の先生とかもいらっしゃったので、まだ勉強はもっともっとだなと思っています。

これからインストラクターを目指す方へ

SOELU編集部
SOELU編集部

新人インストラクターへのアドバイスをお願いします。

私が資格取得をした頃は30代前半で、インストラクターとしてデビューするにはもう遅い年齢だろうなと思っていました。20代でやっている方ももちろんたくさんいるので多分遅い方ではあるけれども、そこにこだわって「私も年取っているから無理だわ」とか「そんな大手のスポーツクラブなんか無理だわ」って自分で自分にブレーキをかけずに、恥をかいてもいいや!と思って始めました。

実際、オーディションで披露した時に「めっちゃ下手だ..笑」って思われるかもしれないけど、そこにこだわっている場合ではありません。これから先、日々年を取るわけなので、今日が今一番若いということを私もずっとその当時思っていました。これから先の人生で今日が一番若いので、変なプライドとか恥ずかしいとか、失敗するところを見られたくないとか、そういうつまらないことにこだわらずに、下手なんだけど、経歴まだないんですけど、こんな年齢なんですけど、という思いもありながら何でもかんでも飛び込んでみた方がいいというのは強く言えます。

SOELU編集部
SOELU編集部

最後に、これからピラティスインストラクターを目指す人へメッセージをお願いします。

SOELUの養成講座で教えてみて、10年前の私を見ているような方が何人もいらっしゃって。実際赤ちゃんやお子さんがいらっしゃる方も、今回のキャンパスの3期にもたくさんいらっしゃって、お子さんの寝かしつけをしてから夜の講座に出られるか出られないかとか、そういう話には無茶苦茶共感しています。

大変だろうなって本当に実感して、自分が本当にそうだったので大変だなと思います。夜の時間を空けるのも大変だろうなと。ただそこを何とか乗り越えてくらいついてほしいです。頑張ってください!

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SOELUメディア編集部

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