ふくらはぎが太い理由は歩き方にあり|生まれつきとあきらめないで!
「なぜふくらはぎが太くなるの?」
「頑張っているのにふくらはぎが太いのはなぜ?」
ダイエットに頑張っている人ほど、この疑問にぶち当たってしまいます。
ふくらはぎは太ってしまうとなかなか戻らないパーツな上に、ついついやってしまう歩き方が更にふくらはぎの太さを助長しています。
歩き方は習慣です。
歩き方を改善することは、スッキリと引き締まったふくらはぎにつながります。
ふくらはぎを太くしないために、ふくらはぎが太くなる原因や歩くときの気をつけるポイントを解説していきます。
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目次
ふくらはぎが太い、痩せない歩き方3種類
自分では気づいていないかもしれない、歩き方のよくない習慣をご紹介します。
靴や靴下の外側やかかとばかり消耗する人、足音がうるさい人はもしかすると脚が太くなる歩きをしているかもしれません。
1日5分や10分の筋トレよりも、毎日何気なくしている立つことや歩くことは、何十倍も筋肉を使い続けています。
間違った筋肉の使い方をしていると、動くべき筋肉が休み、余計な筋肉の発達を促してしまうのです。
使うべき筋肉をしっかり使いながら歩くことで、ふくらはぎが太いことを克服していきましょう。
外ハリする足の使い方
ふくらはぎの外側のラインばかりが大きく膨らむ歩き方の一つが「内股」です。
内股の脚は、股関節から捻れているのでお尻も大きくなりやすく、太もも、ふくらはぎは外はりになって脚のラインが大きく崩れます。
膝を支点にふくらはぎを外に振り回す歩き方では、前もも外ももの筋肉に偏って使ってしまうので、異様な発達を遂げてしまうのです。
すねで歩く人は足が太い
靴が合わなかったり足の指が浮いている人は、足の裏の力が使えずにふくらはぎの筋肉が働きづらくなります。
体の下側にあるふくらはぎは、重力に引っ張られた水分や老廃物が溜まりやすい部分。
本来ならば、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割をしていて循環させ、足の指先の毛細血管などから老廃物は発散されていきます。
しかし、ふくらはぎの筋肉が働かないと循環できなくなり、老廃物が溜まっていく一方。
スネにある筋肉は足の指を常に上げることで緊張し、歩くとすぐ疲れるのも特徴です。どんどん脚は太くなる上に、疲れやすくなります。
足をひきずって歩くと足首まで太い
足をひきずる歩き方は、全体の力はほとんど使わずに、前ももや重心の力だけで歩く歩き方。
体の前側ばかりを使うので後ろ姿がたるみやすく、ふくらはぎのポンプも使えず水分や老廃物が溜まり足首まで太くなります。
本当であれば使わなければ筋肉は衰え細くなりますが、あしは体重のかけ方によって前ももや横もも、お尻、ヒラメ筋などに負荷がかかり、筋トレと同じ効果を発揮して肥大化し発達します。
ふくらはぎを引き締める歩き方とは?
ふくらはぎは、歩くための筋肉。
膝の向きに気をつけ、体重や重心を振り回さずに骨で支えながらきちんと使うことが大切です。
ふくらはぎを引き締める歩き方のポイントは、足の甲と骨盤です。
足の甲を伸ばして歩く
足の甲は、足首を伸ばすときに一緒に伸びます。
立った状態で足の甲を伸ばすとひざが上がりますよね。
ふくらはぎの筋肉を縮めながら、足の甲が伸びたぶん膝が上がるのです。
足の甲を伸ばして、ふくらはぎを使ってひざを上げて歩くようにしましょう。
骨盤を安定させるために引き上げながら歩く
歩く時の体重移動は、骨盤を水平にスライドさせるように意識すると楽に綺麗に歩くことができます。
骨盤が安定してこその歩き方なのですが、これには骨盤周りの筋肉が必要です。お腹をへこませながら、骨盤底筋を引き上げて骨盤を安定させます。
バレエの足の使い方を見習うともっと効果的!
足の甲を伸ばしたり、お腹をへこませ骨盤底筋を引き上げた体の使い方は、バレリーナの体の使い方そのものです。
バレリーナの体の使い方を見習うと、より効果的にふくらはぎを引き締めることができます。
足の指をしっかり使う
バレリーナは足の指でしっかり地面を握ります。
ポワントと呼ばれるつま先立ちの状態も、足の指に力が入っているからこそできる所業。
立った状態では足の指で地面を握るようにし、足の甲を伸ばすときは足の指も一緒に握りましょう。
足の指を握りながら足の甲を伸ばすと、ふくらはぎの筋肉が使いやすく足首がキュッと引き締まります。
足首が細いだけでふくらはぎのフォルムは大きく変わるので、普段からもよく足の甲を伸ばしながら足の指の運動も一緒におこないましょう。
足の指を握るトレーニング
足の指を握るトレーニングは最近スポーツ、ランニング業界でも見直されてきています。
タオルギャザーと呼ばれる足の指でタオルをたぐり寄せていくトレーニングや、足指ジャンケンがメジャーです。
足指ジャンケン | グー・チョキ・パーを足の指でおこなう |
タオルギャザー | その場足踏みのようにタオルを掴んだら足の甲を伸ばして持ち上げる |
足の甲を伸ばしながら足の指を握る習慣をつけていきましょう。
それだけで、ふくらはぎの筋肉が使いやすくなり足首がスッキリします。
膝の向きが変われば筋肉が内側につく
ひざの向きが内股のように中心を向いていると、外側の筋肉が発達しやすくなります。
つま先とひざの向きが揃っていない状態では、足首とひざがねじれ、将来的に歩くのが困難になる可能性も。
ひざはつま先と向きを揃え、少し外向きにしましょう。
バレエでいうターンアウトなのですが、太ももの骨から外側に回すことができると、お尻が小さくなり、脚のラインも変わっていきます。
重心が外に散らからず骨盤周りに力が入りやすくなるので、より動きやすく細くなりやすいです。
美脚が加速する体の使い方なのでぜひ意識してみてください。
足の使い方を意識して散歩すれば、ちょっとしたお散歩も美脚ルーティンになります。
>> 【散歩ダイエット】だらだら散歩は効果なし?歩く時間や距離解説
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