【保存版】ヨガニドラーとは？効果とやり方・寝てはいけない理由

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ヨガニドラーとは、眠りヨガやヨガニードラと呼ばれる瞑想法で、最近はアプリなど身近なものでも実践することができます。

ただ眠りながら瞑想をするだけではない、とっても奥深い瞑想方法です。ヨガニドラーについての基本知識ややり方、効果についてご紹介します。

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ヨガニドラーの効果とは

ヨガニドラーの方法を聞くと、煩わしく感じるひともいらっしゃるかもしれません。しかし、効果的に瞑想できるようになると、10分間の実践で1時間分の睡眠効果があると言われています。30分ヨガニドラーを行えば実に数時間分の睡眠に値する計算になります。

とはいえ、すぐには上手に瞑想状態まで入ることが出来ませんが、リラックスすることは間違いありません。ヨガニドラーにはリラックスも含め様々な効果があるのです。

ヨガニードラのやり方

ヨガニドラーのやり方はただ仰向けになり瞑想するだけでなく、体の各部位に意識を向けていきます。「ボディスキャン」と呼ばれ、ボディスキャンをすることで体の緊張をほぐし解放することができます。

そして、なりたい自分をイメージし、心の底から叶えたい願いを願う「サンカルパ」と、順序を守り行う瞑想法です。

ヨガニドラーのやり方は簡単！9ステップの手順を紹介

ちょっと難しそうなヨガニドラーですが、ひとつひとつの項目自体は非常に簡単なものです。ここではヨガニドラーの9つの手順を紹介します。

1：準備

静かで集中できる環境を作ります。薄暗い中で行いたいので、カーテンを閉める、電気を消すなどしましょう。（明るい場合はタオルやアイピローを使用）

仰向けに寝て両足は腰幅に開き、両腕は体から20㎝ほど離します。

2：リラクゼーション

息を吸いながら全身を力ませ、吐く息で脱力し、体の力を抜きます。
吸う息で体が軽くなるイメージ、吐く息で体が重くなり沈むようなイメージで呼吸を繰り返します。

3：サンカルパ

ポジティブな願い、叶えたい大願を心の底から3回唱えましょう。（事前に決めておきましょう）

4：ボディスキャン

体の力を抜き、
右足⇒左足⇒お尻⇒背中⇒後頭部⇒肩⇒右腕⇒左腕
の順で体をスキャンするように観察します。体の各部位に意識を集中していきます。

5：呼吸の調整

自分の呼吸に集中し、心地いいリズムに調整していきます。

6：イメージング

美しい景色（空・海・山など自然物）をイメージし、その中で自分がのんびりとくつろいでいるような解放感を感じ、イメージングします。

7：サンカルパ

再び短い言葉で叶えたい願いを3回、自分の心に投げかけます。

8：瞑想

すでに叶ったかのような、そんな心地よさを体に染み込ませながら呼吸します。

9：目覚める・眠りに入る

寝た姿勢から伸びをするように全身を伸ばし、ゆっくりと起き上がりリフレッシュした体と心を感じます。

またはそのまま眠りにはいります。

【至福の瞑想】ボディスキャン瞑想｜20分

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【注意点】『ヨガニドラー』は寝てはいけない？

はじめのうちは眠くなり、最後起き上がれず寝てしまう人も少なくありません。その場合は無理せず眠ることでリラックスにつながります。

しかし、本来の「ヨガニドラー」では眠らず、「まどろみ」の状態でいることで「サンカルパ（大願）」の達成になると言われています。

目を覚まし続けるには、ガイドの音声に集中する、レッスン中だとインストラクターの声に意識を向けることです。

ヨガニドラーの歴史・発祥は？

ヨガニドラーの「ヨガ」という言葉の意味は、サンスクリット語で『つながり』を意味します。心と体、魂が繋がっている状態を表している言葉です。

そして「ニドラー」はサンスクリット語で「眠る（瞑想）」という意味です。眠りながら体と心、魂のつながりを感じることの瞑想方法がヨガニドラーです。

ヨガニドラーが世界に広まったのは20世紀半ばで、ヨガ聖者のサッチャナンダ・サラスワティによって世界に広く伝わりました。

実は数千年前からある瞑想法だったのですが、ストレスの多い現代社会で気軽に瞑想ができる手段として日本でも広がりつつあります。

まとめ

ヨガニドラーには、ストレスの軽減や疲労が溜まった体を整える、自己肯定感のアップなど、心と体に良い影響を与える最高の瞑想法です。

慣れるまでは順序や体への意識の向け方がうまくいかない場合もありますが、毎日続けることで習慣となり、生活の一部となります。