ピラティスのやり方|自宅練習ポーズ5選【初心者メニュー】

ピラティスは自宅で出来るポーズがたくさんあり、初心者さんでも気軽に始められます。
しかし結論からいうと、ピラティスでダイエットを考えるなら最終的にはプロによるレッスンを受ける方法が望ましいですね。
なぜなら、ピラティスは呼吸法が特殊で、さらに骨盤コントロールが求められるポーズが多く、繊細な意識が必要なエクササイズだからです。ピラティスが優れたエクササイズなのは、微細な意識とコントロールで行うからこそでしょう。
とはいえ、自宅練習が無駄というわけではありません。
初心者さんが自宅でピラティスを始めると、ピラティスがどのようなものなのか実際に体験でき、本格的に始める前に自分に合うエクササイズかどうか見極めるのに役立ちます。
本記事では自宅で出来るピラティスポーズを初心者さん向けメニューでご紹介します。記事後半では効果的な練習法として自宅でピラティスレッスンを受けられる方法もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ピラティスとヨガの違いについては下記で解説しています。
▶︎ヨガとピラティス効果の違い|どっちがいい?【プロ解説】
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目次
ピラティスのやり方|自宅でできるポーズ
ピラティスの基本呼吸のやり方と代表的なポーズをご紹介します。
ピラティスの基本呼吸「胸式呼吸」の方法
ピラティスの胸式呼吸は、胸を開閉させて行う呼吸です。自宅ピラティスは呼吸法から始めましょう。なぜなら、ピラティスのポーズは呼吸法と連動させることが大切だからです。

- 肋骨の下に両手を当て、背筋を伸ばして座り、今ある息を全て吐ききる。
- まずは腹式呼吸からスタート。お腹をゆるめて鼻から吸い、お腹と胸の広がりを感じて口から吐く。2〜3回続ける
- 胸式呼吸へ移る。2のラスト呼吸で息を吐いてお腹が薄い状態をキープし、鼻から吸って口から吐く。3〜5回続ける
ポイント
- 鼻から息を吸いながら肋骨の広がりを感じる
- 口から息を長く吐きながら肋骨が締まるのを感じる
- お腹は呼吸の間引き込んだままにする
ピラティスの呼吸法については「ピラティスの呼吸法とは|効果やコツ、ヨガとの違いを解説」で詳しく解説しています。
ペルビックカール
ペルビックカールは、姿勢調整やヒップアップにアプローチできるポーズです。


- 仰向けになり足を立てて足裏を手の先に近い場所に置く
- 息を吐きながら骨盤を後傾させながら背骨を一つずつ床から浮かせ、おしりを持ち上げる
- お尻を持ち上げたとき、お尻にある2点の骨・坐骨を両膝の方に伸ばし、肩から両膝までが一直線の状態になる
- お尻を持ち上げたまま息を吸い、吐きながらみぞおちから背骨を一つずつ床に戻し、最後にお尻を床に戻す
- 呼吸に合わせて5回行う
ポイント
- 息を吐きながら骨盤を後傾させて体を持ち上げる
- お尻を持ち上げたときは骨盤を自分の顔の方に向け、みぞおちよりも腰骨を高い状態でキープする
ツイストテーブルトップポジション
ピラティスの基本姿勢、テーブルトップポジションの状態からひねりを加えたポーズです。背骨を整え、姿勢やウエストラインを整えるためにも役立ちます。


- 仰向けの状態から片足ずつ持ち上げ、両膝は90度に曲げて両腕をハの字に広げる。
- 息を吸って骨盤を左に傾けて右のお尻を持ち上げる。
- 息を吐きながらみぞおちから順に背骨をセンターに戻す。
- 反対側も同様に左右5回
ポイント
- 内もも同士をぴったり寄せたまま動く
- 膝を傾けたとき反対側の肩と引っ張り合う意識
- 両膝を傾けた状態から戻るときはみぞおちから戻り、お尻と両膝は最後に戻る
- お腹の力を意識しながら戻る
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チェストリフト
チェストリフトでは腹筋をより力強く締め、ぽっこりお腹を整えるために役立ちます。



- 仰向けになり、足幅は腰幅程度に開き、かかととお尻の間は足一足分空ける
- 両手を組んで頭の後ろにセット、鼻から吸って鼻から吐く。
- もう一度鼻から吸って鼻から吐き、目線からうなづき頭・首・胸を持ち上げる
- 息を吸って両手前ならえ、みぞおちとおへそを下に沈める
- もも裏をキャッチし、息を吐きながらさらに胸を高く持ち上げて両手で頭をキャッチ
- 息を吐きながら頭を遠くに戻す。1〜6を5回行う
プランク
プランクは筋トレやヨガのポーズにもありますが、ピラティスで行う場合は胸式呼吸を続けたままキープします。体幹を鍛えて上半身のラインをスッキリと整えましょう。

- よつばいになり、肩の真下に両膝をつく。肩甲骨を左右に広げて背中を大きくする
- 息を吸って吐きながら片足ずつ膝を伸ばし、足先を床につけて両手両つま先で全身を支える
- 10呼吸キープする
ポイント
- キープ中は呼吸が止まらないように意識する
- お尻が上がらないように頭頂部からつま先まで一直線の状態をキープする
ピラティスを自宅で実践するときはYouTube動画から始める方法が最もお手軽!ピラティスの人気動画をまとめた「ピラティスYouTubeおすすめ動画5選|自宅で始めたい人必見」もご覧ください。
自宅ピラティスはこんな人向き!

- インナーマッスルを鍛えたい
- ボディラインを整えたいけど筋トレは苦手
- 無理なく筋力を維持・強化したい
- デスクワークによる猫背など不良姿勢を整えたい
- 産後ダイエットのための運動を探している
上記のような体の不調や悩みを抱えている方にはピラティスがおすすめ。
関連記事:ピラティスが向いている人・向いていない人はどんなひと?鍵は目的!
ピラティスのダイエット効果は「ピラティスのダイエット効果【本当に痩せる?】やり方やヨガとの違い」で解説しています。
自宅ピラティスおすすめのやり方|初心者さんへ
自宅で一人でピラティスを試しても、呼吸と動きを合わせるのが難しかったり、腹式呼吸がうまくできなかったりと困ることも多いですよね。
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自宅ピラティスはどれくらいのペースで取り組むと効果的?

少なくても週1ペースを心がけましょう。1週間以上空いてしまうと、矯正された体状態が元に戻りやすくなります。
まずは1ヶ月ピラティスを続ければ、目に見える体の変化を感じられるでしょう。
1レッスン30分程度の短いレッスンでも大丈夫なので、週2~3のペースで続けることがおすすめ。
オンラインピラティスなら、スマホやパソコンを使ってプロと繋がり、直接ピラティス指導を受けて呼吸法やポーズを自宅で習得できます。自宅ピラティスに限界を感じたら、ぜひ自宅で受講できるピラティスレッスンも検討してみてください。