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ホットヨガのメリットデメリットは?注意点や対策をプロが解説

ホットヨガ デメリット
ヨガ
※当社プロモーションを含みます

ホットヨガのデメリットについて、ホットヨガ歴7年・ホットヨガインストラクターの経験もある筆者が詳しく解説していきます。

高温多湿の環境で行うホットヨガのメリットは、汗をかきデトックス効果を感じやすいのでダイエット目的の女性を中心に人気を集めています。

しかし、ホットヨガには熱中症リスクなどのデメリットやレッスン時の注意点も多いため、初めてホットヨガを体験される際は事前対策と指導インストラクターのアドバイスをもとに安全面に気をつけて行いましょう。

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ホットヨガのデメリットや注意点

ホットヨガ デメリット

ホットヨガのデメリットを事前に把握し、安全にレッスンを楽しめるように準備しましょう。

熱中症になる可能性がある

ホットヨガ デメリット 対策

熱中症は炎天下の屋外だけでなくホットヨガのような高温多湿の環境でも起こり得ます。

ホットヨガレッスンがある日はレッスンの最中に限らず、レッスン前から水分摂取を十分に行いましょう。レッスン中に少しでも体調に異変を感じたときには、無理をせず担当インストラクターに相談を。

あたたかい空気は上の方に溜まりやすいので、その場に座って休むだけでも回復することもあります。気分が優れないときには、いち早くスタジオの外に出て十分な水分補給が重要です。

脱水症になる可能性がある

ホットヨガ デメリット 対策

発汗量の多いホットヨガでは、いつも以上に水分摂取を行う必要があります。ただし、一気にたくさんの水分を摂取するのは身体に負担がかかるので、あくまでもこまめに水分補給を。水分摂取が苦手な方は喉を湿らせる程度でも良いので、水分摂取の回数を増やすようにしましょう。

できれば水は常温か、あまり冷えてないものを1リットルくらい持参するのがベストです(1時間のレッスンでは500mlのペットボトル1本では足りません!)。

ホットヨガでおすすめの飲料

  • ミネラル豊富な麦茶に少し天然塩をプラスしたもの
  • ミネラルウォーターに旬のカットフルーツと天然塩をプラスしたもの

市販のスポーツドリンクには糖分が多く含まれていることが多いので、摂取量には注意が必要です。

前日にアルコールを摂取した方は要注意です!週末のレッスンでは、軽い二日酔いの状態でレッスンに見える方もいました。特に年末の忘年会シーズンでは本当によく見かけます。ホットヨガで汗をかいてお酒を抜いてスッキリしたいという気持ちも分からなくもないのですが……。

アルコールを摂取すると代謝に水分が使用されてしまい、脱水症状リスクが高まるため、前日にアルコール摂取した方はホットヨガは避けましょう。(前日でなくともアルコールの影響を感じるときはホットヨガを避けることをおすすめします)

自律神経の乱れが起こりやすい

ホットヨガ デメリット 対策

ホットヨガでの高温多湿な環境と、終了後の室温との気温差で必死になり過ぎて、呼吸が浅くなってしまい自律神経のバランスを崩してしまう可能性があります

ホットヨガ終了後に高温多湿の環境から涼しい場所へ移動することにより、体温調節機能のある自律神経が忙しく働き、自律神経が疲弊してしまうのです。

自律神経の乱れは腸内環境を悪くし、消化不良や便秘、また過食を引き起こすことがあるので、ダイエットには大敵。しっかり対策を行いましょう。

自律神経の乱れを防ぐ対策

  • ホットヨガ後は汗をしっかりと拭く
  • タオルを肩から掛けて室外へ出る
  • 呼吸を深く取り入れてリラックスできるレッスンがおすすめ

自律神経の乱れに関してはインストラクターでも陥ってしまうことがあり、よく聞く話でもあります。自律神経の乱れは治ったり再発したりを繰り返しやすいことや、症状が多岐に渡ることもあり完治の難しさに悩む方も多いようです。

関連記事:ホットヨガは自律神経に効果的か悪影響か?【プロが解説】

普段から規則正しい生活としっかり睡眠をとるなど、自律神経の乱れを防ぐ生活を送ることも大切ですので、生活全体で自律神経を整えられるようにしましょう。

関連記事:自律神経を整えるヨガの呼吸法&簡単ストレッチポーズ5選|初心者OK

レッスン後の過食​​にも注意

ホットヨガ デメリット 対策

個人差はあるかもしれませんが、インストラクターである私自身もホットヨガ後にかなりお腹が空いた経験があります

体を動かしたことや大量の発汗に「痩せた」「頑張った」と満足して、いつもより好きな物をたくさん食べても許されるような気分にもなってしまうからかもしれません。

ホットヨガ後の身体は吸収率が高く太りやすい状態になっているため、ドカ食いは非常に危険!たんぱく質やビタミンを中心としてバランスの良い食べ物を中心に、よく噛んで味わいながら食べるように心がけましょう。

砂糖不使用のプロテインドリンクは低糖質・低脂質・高タンパクでおすすめです。

関連記事:ヨガ後の食事に要注意!おすすめメニューと避けるべき食べ物

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ホットヨガのメリットは?

ホットヨガでの発汗は、上がった体温を調節するための汗であり、体重の減りは一時的であり、ダイエット効果に関しては常温ヨガとほぼ変わらないでしょう。

しかし、ホットヨガの最大のメリットは発汗のしやすさにあります。
ゆったりとしたヨガでも、常温環境と比べて汗をかきやすく、しっかり汗をかくことでリフレッシュできます。

体を動かして汗をかくことはストレス解消にもなりますし、自宅以外の場所でのヨガで気分転換もできるのもメリットの一つでしょう。

汗をかくことや体を温めることで期待できる効果は、他にも多数あります。
ホットヨガの効果については下記で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

【こちらの記事もおすすめ】
>>ホットヨガの効果、嘘と本当。インストラクターが疑問に答えます
>>ホットヨガはメンタルヘルスに効果的?プロが解説

ホットヨガをやってはいけない人は?

ホットヨガをおすすめしない人

  • 暑さに弱い
  • 時間にゆとりがない(ヨガの後の身支度に時間がかかるため)
  • 持病のある方や妊娠中の方

心疾患や高血圧など何らかの持病がある方や、妊娠中の方は控えましょう。

サウナや岩盤浴が苦手な方など、ホットヨガ最大の特徴である「高温多湿」な環境への順応が難しい方はおすすめできません

水分摂取が苦手な方も熱中症や脱水症のリスクが高いため控えた方が良いでしょう。

ホットヨガがおすすめな人

  • サウナや岩盤浴が好き
  • 美肌効果を求める人
  • 汗をかいてスッキリしたい

ホットヨガのデメリットが気になる方や、スタジオ通いを続けられるか心配な方は自宅ヨガをまず続けてみましょう

お気に入りのYouTubeのヨガ動画を見つけて使用したり、オンラインヨガでレッスンを受けたりと自宅ヨガにも様々な楽しみ方があります。

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ホットヨガの適切な頻度は?

多くても週3回程度、理想は週1〜2回程度でしょう。ホットヨガは過酷な環境での運動となるため、体力の消耗も激しく疲労感も大きいものです。

頻繁に行うと体調を崩してしまうことがあります。頻度を増やすときには、リラックス系のやさしいレッスン内容や短時間のレッスンを選んでみましょう。

「ホットヨガは頻度が少ないと効果が出ないのでは?」と心配な方もいるかもしれません。
しかし、ホットヨガは続けることで効果に持続性が生まれるので、長い目で見て続けられる頻度が一番です。

ホットヨガの頻度については、下記記事で目的別に詳しく解説しています。

関連記事:ホットヨガの効果的な頻度とは?毎日は危険?よくある質問にプロが回答

後悔しないホットヨガスタジオの選び方

無料で参加できるホットヨガスタジオも多くあります。メリットデメリットを確認したら、次はホットヨガスタジオ選びのポイントをチェックしていきましょう。

レッスン内容の充実度で選ぶ

ホットヨガにはさまざまな内容のレッスンがあります。ハードに体を動かすヨガ、リラックスしながら心地よく体を伸ばすヨガなど様々。

レッスンの選択肢が多いと飽きずにレッスンに通えるので、公式ページのレッスンスケジュールやプログラムをチェックしてみましょう。

常温ヨガもできるスタジオを選ぶ

ホットヨガレッスンだけではなく、常温ヨガもできるスタジオがおすすめです。

常温レッスンの場合は、真夏の暑い時期やレッスン後に予定があっても身支度に時間がかからないので、隙間時間でもレッスンに参加しやすいですよ。

関連記事:【全国展開】安いホットヨガスタジオおすすめ8選|店舗数順に紹介

ホットヨガのよくある質問にプロが回答!

ホットヨガを体験する前に疑問を解消しておきましょう。

生理中のレッスンはどうすればいい?

経血量の多い生理2〜3日目はお休みしましょう。該当期間が過ぎても、生理期間中は決して無理せず、比較的やさしい内容のホットヨガレッスンや、自宅でできる簡単なヨガをおすすめします。

関連記事:ホットヨガは生理中に休んだ方がいい?禁止?プロが疑問に回答

常温ヨガにはないホットヨガ特有のメリットは?

発汗量が多いことや、冷えの解消や美肌効果が見込めることです。汗をかきにくい冬場や体の冷えが気になる方にはぴったりでしょう。

ただし、レッスン後に体が冷えないように冷たい水分を摂らないようにし、暖かい恰好で帰るよう注意も必要です。

ホットヨガのレッスンを受けるときはどんな服装が良い?

動きやすく、暑さや発汗を不快に感じない服装が一番です。

ホットヨガ用のウェアは吸水速乾性のあるポリエステルやポリウレタンをメインの素材として作られているものが多いので、オンラインショップなどでチェックしてみてください。

関連記事:ホットヨガウェア人気ブランドおすすめ5選|おしゃれなデザインばかり!

ホットヨガのレッスンに持っていくと便利なものは?

  • 髪を結ぶゴム
  • スキンケア用品やメイク道具

汗で必ずといっていいほどメイクは落ちてしまいます。レッスン前に予めメイクを落とし、帰りにシャワーを浴びるときも、スキンケアやメイク用品があると便利です。

関連記事:初心者向け!ヨガレッスンに準備する持ち物リスト

ホットヨガのレッスンにはどの年代層が多いですか?

ホットヨガ専門のスタジオでは、主に20代〜30代の女性が多く見られます

フィットネスジムのホットヨガレッスンでは、10代後半の学生さんから60代、70代などのシニア層、男女問わずに幅広い年齢層の方がホットヨガを楽しんでいます。

シニアの方も皆様若々しく、とてもアクティブな方が多いので年齢を聞いて驚くことが多いです!

ホットヨガレッスン前にデメリット対策を

ホットヨガにはメリットもデメリットも同じくらい存在します。その日の体調や気分、そして身体の声をしっかりと聞きながらホットヨガと常温ヨガをうまくミックスして取り入れることをおすすめします。ホットヨガに限らずですが、くれぐれも心の声、からだの声を無視しないように注意しましょう。

ホットヨガ後に不調を感じた際は、好転反応と決めつけず無理せずお休みしてください

ヨガの好転反応については「ヨガやホットヨガの好転反応と呼ばれるものは?具体的な症状と対処法」で解説しています。

【こちらもおすすめ】
ヨガ後のプロテインは太る?効果的に摂取するポイントをプロが解説

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Aya Ogawa

JYIAヨガインストラクター2級取得。ハタヨガやホットヨガレッスンを担当。 英語と日本語でヨガを伝えるバイリンガルヨガ勉強中。

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